ASP.NET の仕組み
ここでは ASP.NET の仕組みについて説明します。 Visual Web Developer (Visual Studio) などの統合環境を使う限り、あまり知らなくても開発に支障がない場合もありますが、 ここに書いてあるような内部動作を抑えておけば、少々のトラブルも簡単に解決できるようになるでしょう!
先に読まなくても、後で少し ASP.NET の開発に慣れてきたときに、振り返ってきて読んでみてください。
- ASP.NET ページのページはどこから派生しているか?
- ASP.NET の EnableSessionState の指定は無視できる?!
- ASP.NET ページのコードビハインドクラスはなぜ partial でなければならないのか?
- コンソールで ASP.NET を実行する方法 (Visual Studio を利用)
IIS と ASP.NET
以前 MS で IIS チームにいた私としては ASP.NET も IIS からみたら、数あるアプリケーションのひとつという見方しかしていなかったので、IIS に関わるところはあまり触れないできました。
とはいえ、一部の結構少数の例外を除いては ASP.NET アプリケーションを実行するウェブサーバー、といえばほとんど全て、IIS ということになってます。
その現実を踏まえると、IIS と ASP.NET をあまり細かく切り離して考えることには意味が無いので、ちょっと IIS 本体に絡むところに踏み込んでみたいと思います。